徳洲会 伊良部島診療所 なんかさ離島診療

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なんかさ離島診療

徳洲会 伊良部島診療所 なんかさ離島診療

徳洲会伊良部島診療所の院長は、渡辺信幸(現 徳洲会 こくらクリニック院長:那覇)が2008年3月まで務め、2008年4月からは宮原真哉(前 聖マリア病院救命救急センター勤務:久留米)が引き継ぎました。

しかし、診療所に勤務する医師は院長一人ではありません。一日に100名を越える外来患者さんと19名の入院患者さんを診療し、訪問診療や血液透析まで行うのは、一人の医師では困難です。

この診療所へは、宮古島徳州会病院をはじめとして全国各地から医師が訪れ診療を応援しています。医師の応援は、午前中の外来診療だけの場合、当直だけの場合、数か月単位の勤務を行う場合などさまざまです。院長が出張や帰省で不在の時には、応援医師が院長代行として診療所の責任者となります。

複数の医師がこの地に定住し、長期間にわたって島の人々に寄り添うのが理想ですが、それは今すぐに実現しません。この島で継続的に医療を提供するため今できる最大限のことを、多くの者が協力し合い模索しているのが実情です。

「なんかさ離島診療」は、数か月にわたりこの島に赴任した医師たちの声です。それぞれが離島診療の困難と自分の限界を知り、そして何かを見出し、周囲への感謝の気持ちを素直に語っています。

さらに長く勤務しなければ見えないこと、理解できないこともあるかもしれません。しかし、これらの声から、離島・へき地での医療に関心を持つ医師が一人でも増えたなら、日本各地でより多くの人々が安心して暮らせるようになるのではないかと願い、ここに文章をまとめます。

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