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看護師特定行為研修

2024年度 看護師特定行為研修 受講生募集

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看護師特定行為研修が当院で受講できます!

当院は、厚生労働省が指定する「看護師特定行為研修指定医療機関」に指定され、2021年4月より、「看護師特定行為研修」をスタートしました。

特定行為とは

特定行為とは、診療の補助であり、看護師が「手順書」により行う場合には、実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技能が特に必要とされるものとして厚生労働省令で定められる38行為をいいます。

※「手順書」とは、医師又は歯科医師が看護師に診療の補助を行わせるために、その指示として作成する文書であって、「看護師に診療の補助を行わせる患者の病状の範囲」、「診療の補助の内容」等が定められているもののことをいいます。

特定行為研修を受けた看護師の役割

特定行為研修制度を通し、急性期から在宅医療といったあらゆる領域でのチーム医療のキーパーソンとして、また、医療安全を配慮のうえ高度な臨床実践能力を発揮する。

当院で受講できる区分・行為(2022年4月現在)

区分名 特定行為名
1.ろう孔管理関連 胃ろうカテーテル若しくは腸ろうカテーテル又は胃ろうボタンの交換
膀胱ろうカテーテルの交換
2.創傷管理関連 褥瘡又は慢性創傷の治癒における血流のない壊死組織の除去
創傷に対する陰圧閉鎖療法
3.手術看護パッケージ
(PICC管理関連+術後疼痛管理関連)
末梢留置型中心静脈注射用カテーテルの挿入
硬膜外カテーテルによる鎮痛剤の投与及び投与量の調整
4.術中麻酔管理領域パッケージ 経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの位置の確認
侵襲的陽圧換気の設定の変更
人工呼吸器からの離脱
直接動脈穿刺法による採血
橈骨動脈ラインの確保
脱水症状に対する輸液による補正
硬膜外カテーテルによる鎮痛剤の投与及び投与量の調整
持続点滴中の糖質輸液又は電解質輸液の投与量の調整

2021年度より特定看護師研修指定医療機関になりました
特定看護師紹介

和仁屋 ゆかり/外来
(2021年度 ろう孔管理関連受講生)
今回、当院で初の特定行為研修を受講できる機会を得ることが出来ました。最初、多くの病態生理や薬理学等を受講する事でついていけるかと不安でしたが、他部署の受講生のみんなと頑張る事が出来ました。普段から胃ろう造設や胃ろう交換に関わる業務の為、外来における患者待ち時間軽減、医師の業務負担軽減につながる行為と考えます。それを活かして患者サービスと、質の高い看護の提供に繋げていきたいと思います。自身のスキルアップと共に外来看護師として頑張っていきたいです。
親泊 翔平/ICU
(2021年度 PICC管理・術後疼痛管理関連受講生)
ICU勤務11年目になり、看護師としてのスキル向上を目指し特定行為研修を希望しました。現場では日々忙しく、臨床で学習したことの振り返りや、自己学習する時間がありませんでした。研修のe-ラーニングは幅広い領域で量が多く大変でしたが、週1回研修の時間を頂き看護業務から離れ学習することで学びを深めることができました。実習では多くの先生と一緒にアセスメント・技術を実施する事により自分をアップデートさせる重要性や必要性を強く感じました。これからも精進していきます。
伊佐常宏/ICU
(2021年度 PICC管理・術後疼痛管理関連受講生)
今回、新たな技術獲得、知識向上のため、看護師特定行為研修を希望しました。初めは、多くの不安がありました。しかし、e-ラーニングや専科のプロフェッショナルな先生方の講義で分かりやすく教えて頂き、不安はなくなりました。現在は、技術向上のため、患者さんに同意を得て、症例研修を行っています。資格習得した際には、現場に活かし組織貢献していきたいです。
比嘉啓/外来
(2021年度 術後疼痛管理関連受講生)
当院において特定行為研修がスタートし、「硬膜外鎮痛における薬剤調整」の分野を受講しました。研修では、共通科目において病態生理学、臨床推論、臨床薬理学、フィジカルアセスメントなど深く学びました。実習では患者さんの術後疼痛に関するアセスメント、患者さんを生活と治療の両面からアセスメントしていくことで、看護の質向上に繋げることができました。働きながらの研修は大変でしたが、日々研鑽を積み患者の痛みを緩和できるよう努めていこうと思っています。
新垣孝尚/9階西病棟
(2021年度 PICC管理関連受講生)
特定行為研修の前半はe―ラニングでの座学であり、これまで以上に深く医療の解剖や病気に対しての知識が深まり、普段の業務で看る患者様に対してもアセスメントが出来るようになりました。また、医師からの講義もあり、血ガス分析や病理学などより細かいところの知識も学ぶことができ、患者様の病状についても理解が深まりました。そして、実習では実際に、エコー機を用いての穿刺やPICC挿入、透視化でのカテーテル挿入行う等、医行為の難しさを体感しました。今後は実践を重ね、医師や患者の負担軽減を図り、安心・安全な治療や看護が提供できるよう努力していきたいです。
大城祐美江/9階東病棟
(2021年度 ろう孔管理関連受講生)
これまで子育てに追われ働きながら専門資格を習得するということは無理だとあきらめていました。特定行為研修では週に1回研修日があり、医師や先輩特定行為看護師の講義があり、無理なく1年かけて特定行為研修を終えることができ満足しています。7人の同期と切磋琢磨し、良い学びができ、自分自身の看護への自信へと繋がりました。素晴らしい学習環境の中、もっと学びたいと向上心を持てるようになり、学ぶ喜び、やりがいにつながっています。今後は患者・家族に特定行為看護師として何ができるのかを考え、質の高い看護のケアが提供できるよう頑張っていきたいと考えています。
崎浜節子/ちゅうとく訪問看護ステーション
(2021年度 ろう孔管理関連受講生)
共通科目をeラーニングで視聴し、各担当医による講義や演習、11月からは自施設での実習が行われました。勤務をしながら学習を進めていくことは、時に大変だと思うこともありましたが、病棟・外来・在宅のそれぞれの分野から集まった受講生との交流も学習のモチベーション維持につながりました。医師と看護師・コメディカルの橋渡し的な存在になり、患者さんに役立つ存在になれるよう、この一年間の学びをさらに深め、これからもスキルアップしていきたいと思います。
城間由加/ICU
(創部ドレーン管理関連他3区分修了)
2019年より看護師特定行為研修を受講し、現在4区分、6行為を習得しています。2021年には特定行為研修指導者の資格も習得しました。家庭と仕事を両立しながらの学習時間の確保は大変でしたが、専門的な知識の学習と、臨床実習での学びは私にとって、とても楽しい時間でした。現在は学習した医学的な知識と看護の知識を合わせ、日々の業務の中で役立てています。今後、私自身もほかの区分の学習を継続したいと考えていますが、自施設の看護師特定行為研修で、高度かつ専門的な臨床実践能力を有する特定看護師の育成にも協力していきたいと考えています。
外間美智代/皮膚・排泄ケア認定看護師
(慢性在宅パッケージ修了)
皮膚・排泄ケア認定看護師として褥瘡治療に関わってきましたが、十分な対応ができず、特定行為研修を受講することで自分自身の判断によるタイムリーな対応、看護の質向上につなげることができるのではないかと考え受講を決めました。現在は院内の特定看護師の運用規程や施設内調整、さらには院内での特定行為研修の指導に携わっています。特定行為研修を受講することで、チーム医療の推進や看護師のモチベーション向上につながると考えます。当院で看護師人生のスタート、看護師としてのスキルを磨いてみませんか。
安里徳明/手術室
(動脈血液ガス管理関連修了)
私が看護師として、日頃から病気や怪我等で困っている患者さんに最適な医療、より良い看護を行えるように心がけています。今回、特定行為研修で学ぶ事ができた臨床推論やフィジカルアセスメントの講義内容等は患者さんに提供するケアの質を高める上で非常に勉強になりました。特定行為看護師としてはまだまだ新米なので今後も自己研鑽に努め、県内の医療・看護の質向上に向けて頑張っていきたいと思います。

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