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薬剤部 学術・教育

薬剤部

学術・教育

1年目からなんでも出来る新人教育

スタッフの絆は入職の日から始まります。職種間の壁を作らないのが中部徳洲会病院の新人教育の柱です。入社式から1週間、医師、看護師、薬剤師をはじめ全ての職種の新入生約100名が、接遇、救急救命、患者介助、感染対策、防災などのオリエンテーションを合同で受けます。その後も1年を通じて色々なイベントが企画されており、その中で、職種の壁を作らず同期の深い絆が自然と生まれています。

薬剤部では、新人オリエンテーションが終了した後、約3ヶ月間の新人研修期間を設けています。研修スタートと同時に、教育担当薬剤師や各新人薬剤師のチューター薬剤師が連携して、病棟業務、ケモの混注、持参薬鑑別など実践を経験しながら研修を進めていきます。何回かの研修テスト、自己評価や症例検討会を経て、夏には、調剤だけで無く、病棟業務や混注業務など、大半の業務が一人で出来るようになります。そして入職2年目には、離島・へき地応援業務が出来るようになり、新人薬剤師のチューターを担います。また、3年目に研修試験に合格すると、PBPMに基づく処方オーダー選択権を与えられます

また、薬剤部内では、週1回の服薬指導症例検討会や、月3~4回の領域別臨床勉強会などを行っているほか、徳洲会グループ薬剤部会が主催する臨床業務研究会、オンコロジー実務者研修会、糖尿病研究会、中毒研究会などに参加し、毎年、全国の徳洲会グループ病院から薬剤師が集まって研究成果の発表、情報交換を行っています。

沖縄から情報発信する学術活動

日本医療薬学会、日本抗菌化学療法学会、日本医療マネージメント学会、日本腎薬物療法学会、日本臨床栄養代謝学会、日本救急医学会、日本糖尿病学会、日本緩和医療薬学会、日本中毒学会など、多岐にわたる学会に毎年積極的に参加し、多くの演題を発表しています。

また、地域の調剤薬局と連携した薬薬連携勉強会や、地域の病院や病院薬剤師会と連携した合同症例発表会や合同研究会に参加し、また当院が中心に企画した研究会(フィジカルアセスメント研究会)を定期的に開催しています。

院内では、週1回の症例検討会や、研修認定薬剤師の単位取得に必要な勉強会を月3~5回のペースで開催しています。また、徳洲会グループのネットワークを利用した、認定薬剤師による感染や救急医療などの専門的な勉強会をオンラインで開催しています。

これらの、教育活動や学術活動を通じて、学会参加費や参加交通費などの支援などを行い、専門領域の認定や専門の資格を取得するための環境を病院として積極的にサポートしています。