当院にて全身麻酔で手術を受けられる患者様へ

新型コロナウイルス感染症が世界に蔓延しており、日本でも感染者が急増しています。

知らないうちに新型コロナウイルス感染症に感染した患者様が全身麻酔で手術を受けられると、ご自身の肺炎や他の持病が悪化する危険性や、診療行為に伴って医師や看護師が感染して院内感染が広がる可能性が極めて高くなります。

当院ではこうした事態を未然に防ぐ事を目的として、全身麻酔で手術を受けられる患者様を対象に胸部CT検査を受けて頂きます。（小児や一部の患者様以外）

軽微な肺炎の有無を詳細にチェックし、検査で異常が認めなければ予定通り手術を受けて頂きますが、異常が認められた場合には、一旦、手術は中止し主治医と今後のスケジュールを調整したうえでご退院頂く事となります。

一般社会における新型コロナウイルス感染症の感染状況が日々深刻さを増す中、患者様の健康をお祈り申し上げますとともに、この度の措置にご理解とご協力を賜りますよう謹んでお願い申し上げます。

※今回の措置につきましては、2020年4月22日以降に全身麻酔の手術を予定されている患者様が対象となります。

中部徳洲会病院
院長　伊波　潔